このお話は、実話と演出と作り話が交じり合っています。
100%事実でもなければ、100%嘘でもありません。
現実として、彼女と別れたのは間違い無いのですが。
その直後の、苦しい時になんとなく書き出したのが、このお話です。
心にたまった何かを書くことによって吐き出し、整理すれば、多少はラクになれるかも・・・。
そう思って書き始めました。
この話では彼女は勝手に心変わりをしてしまった、いわば「ワルモノ」ですが、
書いている最中に気がつきました。
本当は、彼女の「結婚したい」サインを見落としていた僕が悪いのではないか・・・と。
彼女は「結婚したい」想いを受け止めてもらえず、
失望して僕への気持ちがさめてしまったのではないか・・・。
今考えてみると、そんな気がします。
となると、実際の「ワルモノ」は僕なのですが、
それだとこの物語の最後が成立しなくなるので、
あえてそのままにしておきました・・・ゴメンナサイ。
別れた瞬間はとても苦しかったのですが、今は彼女には感謝しています。
久しぶりに人を好きになりました。
感動もいっぱいしました。
楽しい思い出もたくさんもらいました。
またいつか、笑いながら会うことが出来たら・・・と思います。
2004/09/11 彼女に感謝の気持ちをこめて。